ペラサイト量産型アフィリエイトの終焉

数年前から流行りだしたペラサイト量産型アフィリエイトですが、
昨年前半まで稼いでいたのに、急に稼げなくなったという人が続出しています。

私は、実験的に簡単なサイトを作っての検証と並行して、ビッグサイト「資産サイト」の構築を
目指していましたので、大きな変動もありません。
長年育ててきたサイトは、検索結果での順位も大きな変動もなく安定しています。

2014年が始まりましたが、明らかにペラサイト量産型アフィリエイトは稼げなくなっています。
今まで月に100万以上稼いでいたアフィリエイターも、その多くが苦悩しています。

ただ単にアフィリエイト商品への誘導を目的としたペラサイトが消えていっています。
労力と費用を使って作り上げたサイトたちが、次々と使い捨てにされています。

数年前からブームになったペラサイト量産型アフィリエイトは、2年くらい前には確かに稼げました。
大量の中古ドメインを買って、セールスレター式に1カラム単ページの誘導サイトを作る。

サイトを上位表示させるために、被リンクを増やすだけの外部SEO対策をする。
商品名で上位に上げてアクセスを呼び込み、アフィリエイトで売るという手法です。
量産型アフィリエイトの肝は、当たりサイトが出るまで大量のサイトを作り続けるという、
いわば「労働型アフィリエイト」だといえます。

多くの人は、この「労働」に疲れ切って諦めています。
また、かつてこの手法で稼いでいた人も、Googleからのペナルティーによってサイトを飛ばされ、
報酬も激減しているというのが現状です。

今は、時間と労力、お金と気力のある人のみが生存しています。
このような方法は、これからは益々通用しなくなります。
ペラサイト量産型アフィリエイトは、終焉を迎えています。

今更のように、大慌てしているアフィリエイターがいますが、Googleの評価が急に変わった訳ではありません。
一時的、即金的に稼いでいた手法が使えなくなっただけのことです。
数年前に隆盛だったノウハウが、今では使えないということは何の不思議でもありません。
短期的な上位表示をねらったSEO対策、スパム的被リンク工作がいつまでも続く訳がありません。
一過性のノウハウに多くの者が一気に飛びついた結果なのです。

その一方で、日々のメンテナンスを怠らず、しっかりとしたコンテンツを作り上げてきたサイトは、
長く安定しています。

これは、アフィリエイトが特別なことではなく、どんな業種においても共通しています。
「ただ単にお金が儲かればいい」というビジネスと、顧客第一で信頼を得ているビジネスの違いです。

アフィリエイトは簡単に稼げると思いこんで新規参入した人の中には、

「どれがが有効な方法なのか?」
「何を信じたらいいのか?」

先が見えないと迷っている方もいます。
また、販売者の言われるままに過去の成功ノウハウを必死になって実践している方もあります。

確かに、自分でやってみないことには何が正解なのかは掴めません。
自分で実践してはじめて体感できることもあります。
一人ひとりが、自分で判断してやっていくほかありません。

今年は、実力のあるアフィリエイターとそうでないアフィリエイターの差は益々広がるに違いありません。
アフィリエイターの2極化が始まったといえます。

2015年は、実力のあるアフィリエイターだけが生き残ります。
実力のない、上辺だけで稼いでいるアフィリエイトサイトは消えていくというのは確実です。
生き残るのは、価値ある情報、オリジナルコンテンツサイトのみです。
これは、今も昔も未来も普遍です。

私は、これは大きなチャンスだと捉えています。
中身のないアフィリエイト報酬目的で作られたサイトが淘汰されています。
圧倒的な情報量とコンテンツの質のあるサイト、本当に実力があってスキルの高いアフィリエイター
のみが生き残ります。
ユーザーによって役に立つ有益なサイトの評価が高まります。
これまでも、これからも、重要なのはコンテンツサイトであることに間違いはありません。

コンテンツが充実しているといっても、ページ数が多くて莫大なボリュームがあるサイトである必要はありません。
10ページ程度のサイトであっても、ユーザーにとって有益な価値ある情報を掲載していけばいいのです。

では、このようなコンテンツの充実したサイトをどのように構築していくのか

また後で話していきます。